お知らせ
【2025/1/11開催】広島大学きてみんさいラボ(オンサイト会場)(ハイブリッド) ELSI ワークショップ「当事者とともに遺伝性腫瘍とPGT-Mを考える」
本ワークショップでは、現状の日本のPGT-M(遺伝病についての着床前診断)申請システムにおける問題点や利点について遺伝性腫瘍の当事者の立場から検討を行います。個別化医療の時代に入り、近い将来、より多くの遺伝性腫瘍の当事者がPGT-Mに関心を寄せることが予想されるため、情報の橋渡しを行い、当事者が適切な知識を得ることを目指します。さらに、現状について当事者が中心になってディスカッションできる場を提供します。
本ワークショップでは4人の有識者に遺伝性腫瘍とPGT-Mについてそれぞれ発表をしてもらい、参加者の方との活発なディスカッションを行う予定です。当事者団体関係者には、遺伝子検査の保険適用を含めた現状と、当事者団体内で要望が増えることが予測されるPGT-Mについて、団体としてのアプローチ方法と今後の展望を共有していただきます。医療の専門家には、着床前診断(A, SR, M)の技術解説や安全性、患者の負担、歴史的背景について紹介していただきます。また、実際に日本産科婦人科学会を通じてPGT-Mの申請を行った当事者には、その経験について、システムの概要やプロセスで感じた問題などをお話しいただきます。海外でPGT-Mを行った当事者には、その経験を基に、倫理的な視点を含む内容をお話ししてもらいます。
当日は、参加者の皆さまとともにこれらの課題や展望を共有し、理解を深める機会となるよう心がけます。
詳細はこちら(含:申し込みフォーム)
- 一般の方は、ポスター内記載のURL/二次元コードよりお申し込みください。
- 当日取材をご希望のメディア関係の方は、12月25日(水)までに下記の連絡先メールアドレスにてお申し込みください。
<連絡先>広島大学共創科学基盤センター(E-mail: cont-01[at]hiroshima-u.ac.jp)